弁護士のあたまの中

倒産・事業再生・事業承継・M&A・下請法・中小企業の法務を中心に活動/弁護士が何を考えているかを伝えられれば。/主に中小企業の経営者、幹部さんに。

2022-01-01から1年間の記事一覧

依頼者に何度も事実や証拠を確認する理由

事件の依頼を受ける際に、依頼者にいろいろ事実関係や証拠を確認することは、弁護士としては絶対に必要な作業です。 例えば依頼者Aから、「Bに200万円お金を貸しました。一度だけ50万円を返してきましたが、そのあとは返済はありません。連絡もつきません。…

裁判をすべきとき、すべきでないとき①

会社を経営していくうえで、どうしても紛争やトラブルに巻き込まれることがあります。紛争解決の手段として、裁判を何度もしたこともある会社もあれば、いままで裁判をしたことがないという会社も実は珍しくありません。 裁判の経験がないと、どうしても裁判…

顧問、ご相談、ご依頼についてのご案内

連絡はこちらへ Email t_hagihara@hagilaw.comTwitter @h2gr_l 民法一般、会社法、倒産法、労働法、下請法など中小企業が直面しやすい法律について全般的に対応しています。 会社の事業や取引の実態、特性を深く理解し、合理的な解決を目標に置きつつ、柔軟…

契約書の形式面も大事です。条・項・号とは。

契約書を作成するときの形式で、各条項には「第1条、第2条、第3条」とナンバリングすることがほとんどです。まれに「1、2、3」や「Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」から始める契約書もあります。 弁護士を含む法律家の多くは、ナンバリングの階層として「条」「項」「号」を使用…