弁護士のあたまの中

倒産・事業再生・事業承継・M&A・下請法・中小企業の法務を中心に活動/弁護士が何を考えているかを伝えられれば。/主に中小企業の経営者、幹部さんに。

Tips

裁判をすべきとき、すべきでないとき①

会社を経営していくうえで、どうしても紛争やトラブルに巻き込まれることがあります。紛争解決の手段として、裁判を何度もしたこともある会社もあれば、いままで裁判をしたことがないという会社も実は珍しくありません。 裁判の経験がないと、どうしても裁判…

契約書の形式面も大事です。条・項・号とは。

契約書を作成するときの形式で、各条項には「第1条、第2条、第3条」とナンバリングすることがほとんどです。まれに「1、2、3」や「Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」から始める契約書もあります。 弁護士を含む法律家の多くは、ナンバリングの階層として「条」「項」「号」を使用…

【弁護士のトリセツ】契約書チェックを依頼する。

弁護士の業務として、日常的な業務のひとつが契約書のチェックです。 みなさん、取引基本契約書、業務委託契約書、秘密保持契約書などを、顧問や知り合いの弁護士に、「この契約書見てもらえませんか?」と依頼されると思います。このとき、何の情報もなく、…

【事例】解雇を争っている従業員に出向命令を出したらどうなりますか?

事例は守秘義務の問題もありますので、多くのフィクションを含めています。 法律相談を受けたときの回答や助言は、当然のことながら王道の回答をするようにしています。ただ固定観念に捕らわれない、柔軟な発想をするということは大事にしたいです。 [事例…